●モータ・ローラーは、モータと減速機とともにローラー本体に配置される新型の駆動装置です。
●過酷な微粒子の環境下で作業できます。IP66とステンレス鋼材料(必要に応じて)により、電気ローラーは食品加工、医薬品、その他の産業にも適用されます。
●国際共通電圧に適したAC非同期誘導モータによって駆動されるモータ・ローラーも適用できます。顧客の要求に応じてカスタマイズすることも可能です。
●モータ・ローラーには、潤滑剤と冷却剤があり、ローラー及びコンベアーにより放熱します。コンベヤー無のモータ・ローラーを使用する場合、放熱・冷却するに特別な設計を採用できます。
●過熱保護:モータ巻線の端に定温保護スイッチが設置されています。モータが過熱すると、スイッチがオンになります。ただし、スイッチは適切な外部コントローラーに接続する必要があります。過熱した場合、当該コントローラーがモーターへの電流を切断することができます。
●電磁ブレーキ:電磁ブレーキが指定のコンベヤへの重さを軽くする・停止させることができます。AC整流器により駆動され、モータ・ローラーの軸に力を印加します。
●機械式逆転防止装置:回転軸に取り付けられた機械式逆転防止装置により、上昇型コンベアに使用することができます。電流中断する場合、コンベアの逆転を防止することができます。
●回転式エンコーダー:回転式エンコーダーのパルスにより、回転速度と方向及びを置決めなどを制御できます。
保護等級
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IP66
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一般運用の周囲温度範囲
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5°c 〜40°c
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低温状態運用の環境温度範囲
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-25°c 〜15°c
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サイクルタイム
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1分あたり最大3回の開始/停止 周波数変換器または特別な構造で使用すると、サイクルタイムが伸ばすことが可能になります。
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取付高さ
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最大標高1000m
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環境温度に応じて異なる潤滑油の使用が必要になります。環境温度が5°C以下の場合、停止状態で加熱して使用することをお勧めします。温度が-20°Cより低い場合、特別なオイルシールとケーブルの使用が必要になります。
通常の回転状態では、統合型熱サーマル・パワーブレーカーのステータス巻線がOFFにされ、モータが(過熱)エッジ温度に達すると、スイッチは所定の温度(巻線の絶縁レベルによる)でONにし、モータの壊れを防ぐことができます。
警告
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モータが冷却すると、サーマル・パワーブレーカーが自動的にリセットされます。 •サーマル・パワーブレーカーは、適用なリレー或は電流接触器で変換します。 •スイッチがONする場合、モータが冷却するまで待ちます。 再開する前に、人員や機器の安全をご確認してください。
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●モーター定格電圧:220 / 380v-3相-50hz
線路電圧:220 / 380v- 3相-60Hz
50hzのモータが60hz線路に接続する場合、周波数が増加しモーターの回転速度が20%を増加します。モータの他のスペックを保つには、入力電圧を20%上げることが必要になります。入力電圧が20%UPすることができない場合、下表により、電圧に関係するスペックが変わってしまいます。
線路電圧=モータ定格電圧 |
パワー
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P
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kW
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100%
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定格速度
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nn
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U/min
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120%
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定格トルク
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Mn
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Nm
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83.3%
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起動トルク
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MA
|
Nm
|
64%
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牽引トルク
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Ms
|
Nm
|
64%
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停止トルク
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Mk
|
Nm
|
64%
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定格電流
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In
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A
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95%
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ピーク電流
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Ia
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A
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80%
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力率
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cosф
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-
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106%
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効率
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η
|
-
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99.5%
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●モーター定格電圧:220 / 380v-3相-50hz
線路電圧:264 / 456v-三相-60hz-2&4(モータ+電圧20%)
50hzモータが60hz線路で電圧が20%UPする場合、周波数が増加し、回転速度も20%UPします。モータ定格スペックにはわずかな差しかありません。モータ電圧と比較すると入力電圧が15%UPする場合、実際のモータ電力が元のモータ電力の92%になります。
線路電圧= 1.2 x モータ定格電圧(2極と4極に適用)
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パワー
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P
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kW
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100%
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定格回転速度
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nn
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U/min
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120%
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定格トルク
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Mn
|
Nm
|
100%
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起動トルク
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Ma
|
Nm
|
100%
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牽引トルク
|
Ms
|
Nm
|
100%
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停止トルク
|
Mk
|
Nm
|
100%
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定格電流
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In
|
A
|
120%
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ピーク電流
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Ia
|
A
|
100%
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力率
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cosф
|
-
|
100%
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効率
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η
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-
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98%
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